NA(ナルコティクスアノニマス)のプログラム。
ど〜も!
がっちゃんです。
今日はNA(ナルコティクスアノニマス)のプログラムについて書いていこうと思っています。
まずメンバーの間で「ホワイトブック」と呼ばれているNAで最初に発行された「ナルコティクスアノニマス」というパンフレットの中でNAはこう説明されています。
「NAは薬物が深刻な問題となった者たちの非営利的な集まり、いわゆる会である。私達は回復の道を歩むアディクトであり、定期的に集まってお互いがクリーンでいられるように手助けし合っている。(略)あなたが何をどれくらい使ったか(略)ということに私達は興味を持たない。私達に関心があるのは、あなたは今、抱えている問題をどうしたいと思っているのか、私達はそれをどうやって手助けできるのかということだけだ。」薬物依存者(ドラッグアディクト)であれば、誰もがメンバーになることができ、どういうドラッグを使ったか、何と何を併用したかといったことは問題にされません。
NAはAAの第一ステップにある「アルコール」を「アディクション」という用語に置き換えたことでドラッグを特定するような表現を排除し、アディクションの「病気の概念」を前面に出すようにしました。
NAのメンバーになる為の制約は一切なく、社会的地位、宗教、経済状態、人種、民族、国籍、性別、階級などまったく問われません。
入会金も会費もなく、ミーティングにかかる経費は多くのメンバーが定期的に行う少額の献金で賄われています。
ただし、その献金も強制ではありません。
ナルコティクスアノニマスが提供しているのは、回復と回復に欠かすことのできない、支え合いのネットワークです。
NAが成功している鍵はアディクトが仲間のアディクトと共に回復に取り組むことの治療的な価値にあるでしょう。
メンバーはアディクションから回復するためにどういうことをしたか、どうしたら、うまくいったかをまた現在、NAの十二のステップと十二の伝統に表された原理と日常生活に当てはめながら、薬物から解放された実りある、有意義な人生をどう送っているかをお互い分かち合っています。
十二のステップと十二の伝統に示された原理は、ナルコティクスアノニマスの回復のプログラムの核心ですが、ステップに盛り込まれた原理を大まかに示すと次のようになります。
・問題があることを認める。
・助けを求める
・徹底的に自己分析を行う。
・信頼できる人に自分のことを打ち明ける。
・傷つけた人に埋め合わせをする。
・回復を望んでいる薬物依存者(ドラッグアディクト)の手助けをする。
ナルコティクスアノニマスのプログラムの中心にあるのが、スピリチュアルな原理の実践ですがナルコティクスアノニマスそのものは宗教ではありません。
メンバーは皆、自分なりに「スピリチュアルな目覚め」についての理解を培ってみるようにと提案されています。
それは自分の宗教を通した理解であっても、そうでなくても構いません。
ナルコティクスアノニマスはどのような機関や団体にも、また、NA以外の十二ステッププログラムや治療センター、矯正施設にも加盟していません。
NAと言う集まりがプロのカウンセラーやセラピストを雇うことはありませんし、入所施設の提供やクリニックの運営も行っていません。
さらに職業紹介、法律相談、資金援助、精神科治療や医療サービスなどもNAは行ないません。
NAの使命は依存者(アディクト)がお互いに助け合ってドラッグの使用をやめ、新しい生き方を見出す環境を提供すること、それだけです。
ナルコティクスアノニマスのメンバーはまずアルコールを含むあらゆるドラッグを一切使わないことから始めていきます。
NAメンバー達の経験によれば、完全に、しかも継続して薬物を使わないことによってはじめて、回復の基盤が確実に築かれ、人間としての成長が促されるのです。
NA全体としては、外部の問題には意見を持っていませんが、それは処方薬についても当てはまります。
精神科の治療薬や医師の処方で指示された薬を医師の管理のもとで服用することがNAでの回復を損なうものだとは見なされていません。
以上が主なNAのプログラムになります。
自分としては、このNAに通い続けることで断薬を目指していくつもりです。
神様、どうかこのNAに通い続けることで一生涯、薬をやめ続けられますように!
アーメン!!